街のあかり

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私を構成する9枚その1

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SNSなどで話題になってるハッシュタグ、#私を構成する9枚、というのをやってみました。

単純に好きなアルバム、というわけではなく、

オレの人生、ここから変った!

という観点でセレクトしてみました。

実は左上から僕の歴史を時系列に辿っているのです。
今までの音楽人生を振り返ってみます。

暇だからな!

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【ゴーストバスターズ サウンドトラック】


言わずと知れた大ヒット映画のサントラです。

小学校のころ、ピアノ教室に通っていました。
ピアノはいくらやってもうまくならなくて正直苦手でした。
音楽というものに普段から触れていたものの、テレビでやってるザ・ベストテンでやってる曲は知ってる程度。
好きな曲はアニメや特撮の主題歌。
そんな子どもでした。

藤代くんは小学校3年ぐらいから仲良くなった友達でした。
藤代くんは映画がものすごく好きで、遊びに行くとロードショーのバックナンバーをみせてくれました。
プロレスも好きで藤代くんの部屋にあるプロレススーパースター列伝を読んでるとあっと言う間に日が暮れました。

小学校5年だったか6年だったか。
藤代くんは興奮しながらロードショーの最新号を見せてくれました。
そこで紹介されていたのが、ゴーストバスターズでした。

「今度さ、子どもだけで映画見にいこうぜ」

子どもだけで繁華街に行ってはいけません。
そう教えられていた僕にとって、それはものすごい冒険でした。

日曜日に学校に行くよりも早い時間に駅に集合して、千葉駅に向いました。
親には誰かのお兄さんが引率してくれると嘘を言ったかもしれません。
千葉駅から京成千葉までの人気のない道を歩いて映画館に向います。
今では信じられないんだけど、当時の映画ってやつは超人気のコンテンツで、10時ごろ開演の映画に朝7時ごろから行列ができるのです。
7時ごろに行列に並び、ドキドキしながら映画館に入るのを待ちます。
映画は父親がすきだった007シリーズとか東映まんが祭りとかしか行ったことがありませんでした。
開場して席を確保するとロビーで売ってる自動販売機のハンバーガーを買いました。
藤代くんはグッズ売り場に案内してくれました。

「映画見に来たらパンフレット買わないと」

かっこいい!
そう思ってパンフレットを買いました。
それから映画のチラシをたくさん手に入れました。

いよいよ映画が始まります。
子どもだけで見る初めての映画。

ゴーストバスターズは最高に面白い映画でした。

僕が好きな特撮のヒーローではなく、なんだか冴えないおっさん達が世界の危機を救う。
主人公が背負ったバックパックがたまらなくカッコよくて、自分のランドセルがあんなだったらなあと思いました。

当時の映画館は、今のように入れ替え制ではなく、見ようと思えば朝から晩までずーっと映画を見てられたのです。
朝イチの上映が終わって、もう一回見ました。
2回みたあと、再びグッズ売り場に向い、自分のおこずかいと缶バッジをにらめっこしました。
友達みんなお金は、電車代しかなくて、それでも缶バッジが欲しかったので、缶バッジを買って、家まで歩いて帰ることにしました。
およそ2時間近く、ゴーストバスターズのマネをしたり、はしゃぎながら歩いて帰りました。

ストーリーだけでなく僕はゴーストバスターズの主題歌に多いに惹かれました。
初めて意識した英語の歌!
なんだかよくわからないけど、体が自然に動き出してしまうような躍動感!
ベストテンやアニメの主題歌とは違う何かに僕は興奮していました。
そのことを藤代くんに言うと、

「ゴーストバスターズの歌は今、アメリカでナンバーワンだよ。いつも聞いてるFMラジオで流れてるよ」

FMラジオ!
かっこいい!

そして藤代くんは僕にぴったりの番組を教えてくれたのです。

僕の小学生時代は週間少年ジャンプの黄金期で、テレビアニメの多くはジャンプ原作のものばかりでした。
とりわけ夢中になっていたのは、北斗の拳とキン肉マン。
そのふたつの主人公の声を担当していたのが、声優の神谷明さん。
その神谷明さんがDJをつとめる番組があったのです。
確かFM東京で日曜日の午後5時頃からの番組でした。
アメリカのチャートを紹介してる番組で、神谷さんはたまにケンシロウの声で曲紹介をしてくれたりしていました。

それからというもの毎週毎週家にあった親のラジオでその番組を聞きました。
ゴーストバスターズの主題歌は本当に大人気で1ヶ月以上1位だった気がします。
今でも憶えているのは、そのあとにフィリップベイリー&フィルコリンズのイージーラバーやブライアンアダムスのラントゥーユーが続いていました。

とにかく英語の歌がかっこよくて、とにかくずーっとFMラジオを聞いていました。
クラスに帰国子女の金森くんというのがいて、金森くんにはディランディランを教えてもらいました。

そしてどうやらラジカセというのがあるとラジオ番組を録音できるらしい、ということを知りました。
しかもカセットが2つはいるやつがあるらしい!
親にねだると、通知表でオールAをとったら買ってあげる、と言われました。
その学期の期末、見事に僕はオールAをとり、見事サンヨーの真っ赤なダブルカセットを手に入れたのです。

その後、子どもだけでいろんな映画を見に行きました。
それが担任にバレて、校長室に謝りにいかされたのはまた別のおはなし。
そして藤代くんは高校生からギターをはじめて、あっという間に僕よりうまくなってしまいました。
藤代くんは僕のヒーローだったなあ。



今でも好きな音楽はロックだろうがフォークだろうが自然に体が動いてしまう音楽が好きです。
それはきっと、友達だけで見に行ったあの小さな冒険が僕を構成しているからだと思います。

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  1. 2016/01/28(木) 20:31:17|
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