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ちくわ朋彦という男

ちくわ朋彦が新しいアルバムを発売した。

IMG_20170329_154106_229.jpg

アルバムタイトルは自らの名前をそのままつけた「ちくわ朋彦」だ。

プロデューサーに栗コーダーカルテットの関島岳郎さんを迎え、NRQの中尾さんや元たまの石川浩司さん、ふちがみとふなとの船戸さんがバックバンドをつとめるという意欲作だ。
ちくわ朋彦の歌の魅力に向き合い、その答えを真摯に紡ぎだした傑作だ。
ぜひお買い求めいただき、あなたの人生の側に置いていただきたい。

https://yomichi.buyshop.jp/


ちくわ朋彦との出会いは熊谷だった。
熊谷で友人、こまどり社が初めて企画したイベントを見に行った時にちくわ朋彦はトリとして出演していた。
この時は4人編成のカルテット形式だった。
歌声は澄んでいるのだが、どことなく深い深い夜のようなにおいのするライブだった。
(後で知ったのだが彼の主催するレーベルは夜道レコードというのだ)
共通の友達がいたことから話しかけて、イベントの出演をオファーした。
帰り道に少し酔った僕は、ひとり

「最高の夜だ。最高の夜だ。」

とつぶやきながら熊谷の町を散歩したのだ。

それからちくわ朋彦との付き合いがはじまった。
ちくわ朋彦の歌やライブを聞くたびに、人柄、性格、嗜好などを知っていった。
年齢は僕の方がかなり上だが、年下という感じはせず、それでも同世代とは違う不思議な感覚を感じていた。
ある時に、ちくわ朋彦は僕のなりたかったもう一人の自分じゃないかな、そう思ったのだ。

僕はずっと音楽をやっていて、今だってやめる気はいっさいないのだけれども、どこかで本気な気持ちが薄い気がしていた。
ちくわ朋彦ぐらいの年のころ、ただ好きで歌を歌っていただけで、それで生活するなんてことは思ってもいなかった。

いや、思っていても言えなかったのだ。

それは自分の才能だったり、状況だったり、いろんなことが理由なんだけど。

ちくわ朋彦は出会ったころから、音楽で生活するということに向き合っていた。
日本各地にツアーでに向かい、いろんな人たちと出会い、そしてそれがまた歌になっていく。
僕が心のどこかで望んでいた暮らしだ。
だからちくわ朋彦はいつだってまぶしいのだ。

ミュージシャン同士が友達になると、

「今度僕のイベントに出てよ」

なんてことを言う。
いろんな縁がつながる素晴らしい瞬間だ。

僕たちも2人で結構一緒にいろんなライブをやった。
お互いに企画をして、お互いを呼んだりした。
2人でとある有名ミュージシャンのPAを担当し、息をすることも忘れるような真剣勝負もした。
僕たちはお互い、ギャラを払っている。
お互い気心もしれた仲だ。
ノーギャラでもよいのかもしれない。
でも、なんというか、ちくわ朋彦は自分自身でもある気がするのだ。
自分自身は決して安売りできないのだ。

おととしの夏にちくわ朋彦とツーマンライブをした。
その時になんだかちくわ朋彦の歌を歌いたくなったので、歌をつくった。
いつかの夏に足立区の味安で飲んだときのことを思い出しながら。
曲を作っているうちに、ちくわ朋彦のことを歌っているつもりがいつのまにか自分のことを歌っていた。

ちくわ朋彦のアルバムリリースにあわせて、その曲をきちんとレコーディングしてみた。
奇しくも彼のアルバムと同じ曲名だ。

【ちくわ朋彦】


ちくわ朋彦と彼の家族は今年の春、新しい一歩を踏み出す。
ちくわ朋彦はもうひとりの僕なので、僕もきっと新しい一歩を踏み出すのだ。

春はいつだって。
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  1. 2017/03/29(水) 16:29:56|
  2. 雑記
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僕と東京カランコロンと森、道、市場

これだけは言わせて!

森、道、市場に念願の東京カランコロンが出演します!

大人気の東京カランコロン。
コアなファンはたくさんいるでしょうけど、最も古いファンは誰かと言われたら僕は真っ先に手をあげます。
なぜなら東京カランコロン結成後初ライブを体験しているからです。

当時、カランコロンベースを弾いてた林くんに誘われて新高円寺クラブライナーにライブを見に行きました。
お客さんは会場に10人いたかどうかというくらいでした。
何しろ初ライブ。
ライブが始まって度肝を抜かれました。
脳みそをかき回すようなエレキギターの単音リフ。
玄人好みのコード進行。
それでいてキャッチーなメロディライン。
ヘンテコな歌詞。
横すべりするようなリズム隊。
イチローさんの確かスピーカー付きのギターケース。
おもちゃのような小さな鍵盤。
何かとんでもないものを目撃した感じでした。
うまくは言えないけど、バンドの音の縦軸と横軸が最高に噛み合ってると思いました。

それから時間が合えばライブ見に行くようになりました。
新宿JAM、Motion、下北沢シェルター、新代田FEVER…
見るたびに動員が増えていく東京カランコロン。

自分の企画にも出てもらったことがあります。
東高円寺UFO CLUB。
お客さんは30人くらいの小さなイベントでしたが、最高に楽しかったです。

東京カランコロンのライブ見に行って、会場を出る僕をおいたんが見送ってくれて、今日どうでしたか?と感想を聞きにきたことを今でも覚えています。

そして、メジャーデビュー!
自分の身の回りでブレイクしたバンドは初めてだったので本当に興奮しました。
その後の活躍についてはみなさんご存知だと思います。

さて僕はと言えば、人気も才能も足りない場末のミュージシャンとして酒場で歌っていました。
昼間は労働者として汗を流し、妻のお店を休みごとに手伝ったりしながら暮らしていました。

といっても、こんな僕でもたまに音楽の仕事をすることがあります。
森、道、市場でのアーティストのブッキングもそのひとつです。
本当にいろんな縁で森道でのブッキングを始めて3年目になります。
3年目を迎えて、

今!ここだろ!

と、東京カランコロンにオファーをしました。
そして今日、森、道、市場での出演発表を迎えたのです。

あのクラブライナーでのライブから幾年。
不思議な縁が重なり、森道の舞台で東京カランコロンと再び関わることになったこの喜び!

森道の東京カランコロンのライブ。
最高のライブがお届けできるよう、張切ってまいります。

僕の青春はまだまだ終わらないのです。

やったぜ!
  1. 2017/02/04(土) 00:10:01|
  2. 雑記
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明けましておめでとうございます

トミヤマカズヤスマキです。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年末年始は特にこれとなく淡々と過ごしておりました。
呑み行ったり、ダラダラしたり、大掃除の真似事したり、実家帰ったり。
まあいつものようなお正月です。

今年はいよいよ45歳になります。
だから何?という感じですが、今年の目標を書いてみようと思います。


ギターとボーカルだけのアルバムを作りたい。いや作る。

かつての定食フェスのような自分発信の食と音楽のイベントをやりたい。

東京、埼玉だけでなく、まだ行ったことのない県でライブがしたい。



この3つを目標にがんばろうと思います。

と言っても、できることしかできないので変に気張らずに、マイペースでやっていきます。


はい、次は告知です。

いろいろあるんです。

ライブのお知らせから。

まずは来週。

20170112.jpg

1/12(木)
東新宿 Acoustic Art
「アコースティック倶楽部Vol.23」
19:15 ST
1500円(1ドリンク込)
出演
あいの
ひぃたん
じゅんじゅん
トミヤマカズヤスマキ
岡ちゃん

同い年のフォークシンガー、岡ちゃんにお誘いいただきました。
女の子ばかりです。
僕も乙女心全開で歌ってきます。


ほい次。

20171215.jpg

1/15(日)
鴬谷 What's Up
「呑みにけーしょんぶれーくだうん」
19:30 ST
1000円(1ドリンク込)
出演
眠いDestroyer
Swans Japan
東京ブラックバード
Hisamo's
DJ:時計

一年に一度ぐらいのペースでバンドをやってるんです。
今回は酉年ということもあり、東京ブラックバードというバンドをやります。
エレキギター、ボーカルは僕、サックスにこまどり社、オルガンにtake38(from HanHanArt)、ドラムにPONちゃん(ex utsusemi)でお送りします。
僕のバンドでのライブはホントに滅多にやらないのでゼヒ見に来て下さい。

そしておなじみ

1/20(金)
新宿御苑前 RUTO
詳細未定

でございます。
今年のRUTO初めですね。よろしくお願いいたします。


はい、そして展示です。

音楽と演劇の年賀状展7に年賀状を出展します。

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イラスト:小山健
http://koyamaken.com/

"年賀状はアートじゃない。
でも、どうしたって送る人の個性がにじみでてしまう。
じゃあミュージシャンとか役者とか、ライブの現場の人たちの年賀状ってどんなのなんだろう。
というわけで、音楽や演劇やってるみなさんの年賀状をお披露目する展覧会です。"
(HPより)

大阪→岡山→埼玉→名古屋と旅する巡回展です。
ありがたいことに毎年参加させていただいております。
今年も面白い試みもあるみたいですよ。
僕からの年賀状を見に行ってくださいな。


そのほか今年も5月の愛知のフェス「森、道、市場」にてライブをブッキングしたりしています。
激アツのアーティストが揃ってきましたよ。


楽しく生きようよ。
それだけさ。

今年もよろしくお願いします!


  1. 2017/01/06(金) 20:36:47|
  2. 雑記
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  4. | コメント:0

年内ラストは復活のTSで

今年のライブは26本となります。
昨年が30本だったので少し減りました。
よくライブばっかりやってますね、とか、毎日飲み行ってますねとか言われますが、全然そんなことはないのです。

昨日はいつもお世話になっておる新宿御苑前のRUTOにてライブでした。
RUTOはだいたい月イチで出演していますが、今年のRUTO納めでございました。
平日にも関わらず計6組というライブバーとしては多めの出演者でしたが、みんなそれぞれ年の瀬で疲れもあるのでしょう。
でもそんな時こそ力の抜けたいい演奏ができることもあるわけで。
とにかく楽しかったです。
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。



というわけで、今年のラストは、1年半ぶりの復活となるトライアングル・スコーピオン!です。

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<代官山パンク日和 トミヤマカズヤスマキ サワダヒロアキ共同企画>
トライアングル・スコーピオン!Vol.11

12/25(日)
三軒茶屋ヘブンズドア
http://www.geocities.jp/xxxheavensdoorxxx/
17:30オープン
18:00スタート
2000円(+1D)
<フード>
田中贋作の世界一美味い麻婆豆腐
<出演>
(18:00〜18:25)ド真ん中ズン
(18:35〜19:00)アニュウリズム×甲斐哲郎×宮永遼平
(19:10〜19:35)サワダヒロアキ&喪失ボーイズ
(19:45〜20:10)トミヤマカズヤスマキ
(20:10〜20:25)絶対もらえるプレゼント大会
(20:35〜21:00)代官山パンク日和
(21:10〜21:35)ED WOODS
(21:45〜22:10)BLUE III

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トライアングル・スコーピオン!今回は中野ではありません。
三軒茶屋です。
三軒茶屋のヘブンズドアというライブハウスです。
ヘブンズドアは東京で一番何でもアリのライブハウスと言われています。
そして、東京で一番音のデカいライブハウスとも言われています。
そんなお店で主催とはいえどアコギ1本で歌いにいくのは僕だけです。
仲間とはいえど、バンドよりデカい音で歌ってやろうと思います。

フードも代官山パンク日和のD立花さんが絶賛する麻婆豆腐がありますし。

あ、お客さん全員にプレゼントもありますよ。クリスマスなんでね。

けっこう豪華ですよ。

25日、待ってるから!

  1. 2016/12/22(木) 21:59:35|
  2. live
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ライブのご報告

楽しいライブが続きましたので、遅くなりましたがご報告いたします。

第10回東京蚤の市に出演してきました。

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二日間の出演でした。

蚤の市は過去何回かニシワキタダシさんと一緒にえかきうたのみ歌ったことはあるのですが、自分の曲も歌わせていただいたのは初めてでございました。
基本的に僕は呼ばれればどこでも歌うスタンスでいるのですが、僕以上に蚤の市のライブについて気合いが入っていたのが「おさけとわたし」のジャケのデザインをしてくれたkatakataのちえちゃんでした。
ナイショで「オシカケラブソング」のジャケを書いてくれた高旗将雄さんにお願いして僕の似顔絵いりTシャツをつくって二日間、それぞれ大応援団を引き連れて登場してくれました。
初日はホントに驚いて、普段は緊張しないたちなんですが、流石に嬉しさでちょっと心乱されて荒ぶったライブになりました。
二日目は流石に落ち着いて、座ってじっくり歌うことができました。
その後、みんなで餅つきで打ち上げ!

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聞いてくれたみなさま、呼んでくれた手紙社さま、ありがとうございました!



そして先週の金曜日は年に一度のお楽しみ、ちくわ朋彦との奇跡のツーマンライブ第三弾@亀有キッドボックスでした。

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(写真は湖春ちゃんよりいただきました)

ちくわさんのホームとも言える亀有キッドボックス。
僕もちくわさんにご紹介いただいて、何ヶ月に一度定期的に出演させていただいております。
キッドボックスという名のとおり、ちいさなおもちゃ箱のようなお店。
歌い手も聞き手もお互いに心を開いて、リラックスしてライブをつくりあげていきます。

この日は、ちくわさんがかつて参加したレイヴで体験した謎の体操からスタート。
なぜかライブの途中にお悩み相談となり、本気の恋愛相談を受けたりしました。
僕は新曲を2曲ほど入れたセットで歌いました。

ライブの最後はちくわさんとセッション。
ちくわさんの曲「りんご」と僕の曲「僕たち男の子」そして急遽のアンコールで僕の曲「なんぱぼーい」を歌いました。

年末の金曜日、最終電車は佃煮のようでしたが、楽しい一夜となりました。

ライブのムービーを友人が撮影してくれました。
いつもありがとうございます。

りんごとなんぱぼーいをお楽しみください。






  1. 2016/12/12(月) 19:42:03|
  2. live
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